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【ネタバレ感想&考察】シリを追う謎の魔法使いとは?「ウィッチャー」シーズン3【Netflixドラマ】

: 2023/9/23

source: "Netflix" official twitter

Hi !!

Netflixドラマ大好きブロガーのぱーぷるです。

この記事では2023年6月配信のNetflixドラマ「ウィッチャー」シーズン3を観た感想をネタバレありでやっていきます。

 

まだ観ていない方はネタバレにご注意を!

 

ウィッチャーについてはシーズン1から多数記事を書いてますので復習したい方はぜひ以下のリンクから見てってください。

▶︎ウィッチャー|記事一覧

 

いや〜待ってました(笑)

ヘンリー・カヴィル演じるゲラルトが最後となるこのシーズン、早速いきましょうか。

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シーズン3からの登場人物

ラドヴィッド

レダニアの自由奔放な王子。

フィリパ達に協力する。

ヤスキエルに気がある様子。

ギャラテン

Cast: Robbie Amell

リス団(スコイア=テル)のリーダー。

演じる方はドラマ版「フラッシュ」にちょい役で出てたりしますね。

テリン

謎の魔法使いによって実験台にされた半血エルフの少女。

ゲラルトが救出して現在はアニカの元で浄化中。

ヴァルド・マルクス

魔法使いの秘密会議前夜のパーティーに呼ばれた吟遊詩人団の団長?

そこまで重要なキャラじゃないかもしれませんが、わざわざヤスキエルがフルネームで呼んでいたので紹介。

ミルヴァ

Cast: Meng’ Zhang

ブロキロンの森の住人の1人。

弓の使い手でゲラルトとヤスキエルの仲間に加わる。

彼女はマーベル映画「シャンチー」に出ていた方ですね。

ストーリーのおさらいと感想

シリをアレツザへ

シリを安全な場所へと旅を続けていたゲラルト達。

どこまでも追っ手がやってくる中、イェネファーの提案でシリをアレツザに連れて行き、魔法を特訓する決断をする。

 

その道中でヤスキエルとラドヴィッドとの間に恋が芽生えて、S2でのイェネファーの裏切り行為で離れていたゲラルトとの関係は無事に元通りになったりといった出来事がありました。

あと、イェネファーがティサイアを説得するために街を訪れた際、街を探索するシリが出会った盗人がいたと思うんですが、彼女はPart.2で出てくるかもなとか思ってます。

あのシーンだけのキャラにしてはしっかりセリフもあったので、もしかしたらと思ってます。

ところでそのシーンもあった3話目は個人的に頂けないなと感じてます。

展開が早すぎて、説明が足りなさすぎるんですよね。

その盗人にお金を盗まれてそれを追いかけるシリが次のシーンではイェネファーとティサイア達に会って付き人みたいなことをさせられて、テープが飛んだのかと思いました。

このシーズン、展開の速さが気になってて、特にこの3話目は顕著だったなと感じましたね。

シリを狙う謎の魔法使い

source: Netflix.com

シーズン2から執拗にシリを追う火の魔法使いリエンス。

彼に強力な魔法使いのバックアップがあることに気が付くゲラルト達はその正体を探り始める。

情報を得たゲラルトは人里離れた城を訪れ、実験台にされた少女テリンを見つける。

 

一方でイェネファーは魔法協会の団結のため各地の魔法使いを集め、秘密会議を開くことに。

その会議の前夜祭で彼女とゲラルトはシリを狙う魔法使いを突き止めるため動く。

結果、エルフの血が入ったアレツザ生徒を一枚岩を使って連れ去り実験をするストレゴボルの存在が明らかになり、彼を捕まえることに成功する。

祭りの後、その計画の真の黒幕は彼だけではなくヴォルゲフォルツが関わっていることにゲラルト達は気が付くが。。

 

今回、メインで描かれた内容がこれ。

シーズン2から謎だったリエンスがシリを追う目的。

それがこのシーズン3の前半でヴォルゲフォルツ達の命令であることが明らかになりました。

彼ってシーズン1のソドンの戦い(ep.8)で終盤、カヒルとの対面で負けて崖に付け落とされた後、意識を取り戻してから瀕死の仲間を斧でズタズタにするっていう凶悪さが描かれたシーンがありました。

そのシーンについてその後、何も語られないままS3まで来て、個人的に引っかかってて、それがここで遂に伏線回収されるのかなと期待してます。

で、気になるのはヴォルゲフォルツらがシリを捕まえて何をするかということ。

シーズン2の終盤、魔法協会はシリの能力を恐れて他の手に渡らぬようにせねば!といった立ち位置で描かれていたので、どこかに幽閉するのなと個人的には思っています。

世界征服とかは考えてなさそうなので。

エルフの再起とカヒルの復帰

ニルフガードと協力して北方を侵略する傍らシリを探すフランチェスカ達エルフ一行。

食料などの乗った貨物をゲリラ的に襲うリス団(スコイア=テル)とフランチェスカ達との間に対立が起き、リス団の指揮官ギャラテンは地方へ飛ばされていたカヒルの助けを得てエムヒル皇帝に密告するが、逆にカヒルはその機会を利用しギャラテンを殺し、皇帝の信頼を取り戻す。

そして彼はエルフと協力してシリを搜索する任務につくことに。

一方で、こちらも皇帝によって追放されたお付きの魔法使いフリンギラは酒の毒味係をさせられていたが機を見て脱出することに成功する。

 

カヒルとフランチェスカは共にシーズン2の終盤、エルフの懐柔に失敗して皇帝に嘘をついた、というところまでは描かれていましたが、その後にどうやら追放されたようですね。

カヒルは何度、窮地に立っても必ずニルフガードに帰ってくるガッツのある人ですよね(笑)

あと、このシーズンでニルフガードの皇帝エムヒルが遂に本格参戦。

シーンとしてはそこまで多く無かったものの、娘であるシリへの執着に近い愛を感じました。

シリが父親である事実を知った時、どんな反応をするのか楽しみでなりませんね。

魔法集会事変

ヴォルゲフォルツ(ニルフガード)の勢力、そしてディクストラを中心としたレダニア勢力による謀反で集会は戦場と化する。

謀反を起こしたディクストラが優勢に戦況を支配するも、ニルフガード勢力のカヒルとフランチェスカ率いるエルフ軍が乱入したことで混乱を極めます。

会場では魔法協会メンバーも含めた三つ巴の戦いとなり、ティサイアは強力な雷の魔法で激しく攻撃。

フランチェスカの叔父など多数の命が奪われる。

一方、戦場の外では追っ手から逃れるシリとイェネファーが合流。

そこにリエンスが現れるがそゲラルトが合流してリエンスは遂に殺される。

イェネファーはティサイアを危惧して集会場へと戻る。

ゲラルトとシリの前にカヒルが現れてシリと彼は刃を交えるがカヒルは彼女への忠誠を誓い、シリ達を逃す。(突然の出来事すぎて理解できませんでした…)

ゲラルトはシリを送り出しヴォルゲフォルツと対決し致命傷を負って敗北。

シリはアレツザの外れにある古塔へ逃げ込み、そこにあった一枚岩と共鳴して果ての砂漠へと飛ばされる。

 

というのが5話目のザックリとした出来事。

もう色々なことが1度に起こりすぎて混乱したのが本音。

シーズン通して思ったことですが、展開構成があまりに雑でしたよね。。

シーズン2がめっちゃ良かっただけにかなりガッカリしました。。

2シーズンでやる予定だったものを1シーズンに圧縮するために已む無くなのかなと思いつつ、流石にこれは無いなって感じ。

ヘンリー・カヴィル最後のシーズンというのに勿体無いです。

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シーズン4に向け

重傷を負ったゲラルトはトリスに助けられ一命は取り留め、ブロキロンの森で療養。

一定、回復したゲラルトは合流したヤスキエルと森の住人の1人ミルヴァと共にシリを探す旅に出る。

アレツザでは心身ともに限界のティサイアが自ら命を断つ。

イェネファーは残されたメンバーとアレツザの再興を決意する。

レダニアではディクストラとフィリパによりヴィジミル王が殺され、ラドヴィッドが王となる。

ニルフガード帝国には”偽物の”シリが迎えられ、多くの犠牲を払ったフランチェスカ率いるエルフ勢力は帝国へ反旗を翻す。

あとはシリの件ですがそれは後ほど詳しく考察で語ります。

色々と文句を言ったシーズンでしたが、次のシーズンは楽しみな幕切れとなった印象。

 

そんなシーズン4の制作は既に決定していて、前々から言っている通り次からゲラルト役がヘンリー・カヴィルからリアム・ヘムズワースへと変わります。

彼はクリス・ヘムズワースの弟で「ハンガーゲーム」で13地区でカットニスに想いを寄せる青年ゲイル役などで知られる方でこれまたビックな役者です。

主役の役者が変わるという異例の出来事ですが、彼がどんな演技を魅せてくれるか楽しみです。

シーズン4の続報などが出ればX(旧twitter)にてシェアしますので、フォローがまだの方はぜひ!

▶︎ぱーぷる|Netflixブログ (@coldcoleman1) / X

7話目"待ち受ける苦難”何があったのか(考察)

source: Netflix.com

一枚岩の力で砂漠に飛ばされたシリ。

そこで彼女は大きな変化を迎えます。

砂漠から脱出するべく歩みを進めるも出口は見つからず、次第に幻覚をみるように。

祖母であるキャランセなどが久々に登場した中、注目したいのがユニコーンとファルカ。

解説によるとこの2つはシリの心を具現化したもので、ユニコーンは光の部分。

一方、闇の部分がファルカで、彼女はS3の冒頭に言及のあった、エルフを扇動し戦いに駆り出し甚大な被害をもたらした女王でしたね。

ファルカはシリに魔力の増幅(?)をそそのかします。

途中の魔物との戦いでユニコーンを失ったシリは次第にファルカの影響を強く受けるようになるが、最終的にはゲラルトなど身近な存在を傷つけたくない想いから魔力を手放す選択をします。

 

そうなんです、彼女はあのエピソードで魔力を失ったんです!

皆さんはそのことに気がつけたてましょうか?

私は無理でした(笑)

この出来事は原作では3作目で登場する重要なシーンで、恐らく時間をかけて描かれたんだと思います。

シリ役のフレイヤも魔力を手放すシーンに対して、インタビューで"短いシーンでしたが…"と答えていたくらいです。

1話で描こうとして明らかにムリが生じている印象で残念です…

何はともあれ魔力を失った彼女ですが制作者の話では完全に失った訳ではないよう。

イェネファーの時の感じで、復活する可能性があると言うことでしょうか。

魔力と共に彼女は感情を失ったようにも見え、最終話のシーンはかなり印象的でした。

謎のグループ”ネズミ”に命を拾われたシリは酒場でいざこざに巻き込まれ、初めて人を殺めます。

そして自身をを"ファルカ"と名乗って幕切れ。

シリの今後の動向は気になります。

 

また英語ですが、この7話目の出来事を解説したNetflix公式の記事を貼っておきますので気になる方はぜひ↓

▶︎Who is Falka on The Witcher? Freya Allans Explains Ciri's Desert Episode - Netflix Tudum

最後に

ここまで読んで頂きありがとうございました!

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では、また別の記事でお会いしましょう♪