purple dramanote.

Netflix愛用者がNetflixドラマ、映画の情報をお届けします

ネタバレ感想&考察「暗黒と神秘の骨」シーズン1|世界観についても分かりやく解説【Netflixドラマ】

: 2021/6/11

f:id:theclock:20210425114647j:plain

source: "Shadow and Bone" official twitter

Hi !!

Netflixドラマ大好きブロガーのぱーぷるです。

この記事では2021年4月に配信されたNetflixドラマ「暗黒と神秘の骨 (Shadow and Bone)」のシーズン1を観た感想をネタバレありでやっていきます。

 

まだ作品を観ていない方はネタバレにご注意を!

 

感想と共にこの作品の世界観についてもまとめましたので参考にしていただければと思います。

 

いや〜、それにしてもこの作品はNetflixのプッシュするだけのことはある、素晴らしい作品でしたね。

シーズン2がとにかく早く観たいです。

語りたいことがたくさんあるので早速、いきましょうか。 

 <スポンサーリンク>

 

主な登場人物

アリーナ・ストーコフ

Cast: Jessie Mei Li

地図制作者として従軍する主人公。

長年、現れることのなかった”太陽の召喚者”で周りから聖人と崇められる存在に。

シュー人と呼ばれる人種とのハーフであるがために、ラヴカの人々に冷たい対応を受け続けている。

このシュー人とは一体、どんな人たちなんでしょうか?

とてつもなく嫌われてること以外の情報が全くないんですよね。

シーズン2以降に明らかになるんでしょうか。

マル・オレツェフ

Cast: Archie Renaux

アリーナの幼なじみ。

第1軍に属する追跡者。

幼少期は頼りない少年だったが、今は頼もしい兵士に成長している。

彼とアリーナの関係性は美しさを感じます。

アレクサンダー・キリガン(黒の将軍)

Cast: Ben Barnes

グリーシャによる軍、”第2軍”を率いる将軍。

闇の魔法を使う彼の正体は”影溜まり”を生み出した”黒の異端者”であることが発覚する。

彼を演じるのはNetflixドラマ「パニッシャー」や映画「ナルニア国物語」など多数の作品に出演するベン・バーンズ。

この作品って名の知れた俳優って彼くらいで、それ以外はほぼ無名の人たちなんですよね。

そういうキャストで視聴者を釣らないところは評価できます。

純粋にドラマの内容で勝負してる感じがあって好印象です。

カズ・ブレッカー

Cast: Freddy Carter

ケテルダムでカジノを経営するオーナーで、窃盗集団の頭。

片足が不自由。

依頼人の願いでアリーナの誘拐を企てる。

イネジュ

Cast: Amita Suman

”幽霊”と呼ばれる忍者的な存在の女性。

カズと行動を共にする。

ジェスパー

Cast: Kit Young

カズと行動を共にする、拳銃捌きが得意とする男。

ギャンブル好きなお調子者。

こう言う作品では必ず1人はいる笑わせ役。

1番、笑ったのは列車で影溜まりを渡った時ですね。

”ヤギはそのためやったんか!”って思わず笑ってしまいましたよ(笑)

ジェンヤ

Cast: Daisy Head

アリーナの付き人の女性。

黒の将軍のスパイであることが発覚する。

ニーナ

Cast: Danielle Galligan

”破壊する者”

”案内人”のツテでカズ達に協力する予定だったがフョーダのグリーシャハンター(ドゥルスケラ)に連れ去られる。

マティアス・ヘルバー

Cast: Calahan Skogman

ニーナを連れ去ったグリーシャハンター。

敵同士である、彼女と親しくなる。

ゾーヤ

Cast: Sujaya Dasgupta

”嵐を呼ぶ者”

アリーナを毛嫌いするが、最後のキリガンとの戦いでは彼女に協力する。

バグラ

Cast: Zoe Wanamaker

ひよっこグリーシャを育てる老婆でアレクサンダーの母親。

まとめ|「暗黒と神秘の骨」の世界について

「暗黒と神秘の骨」の世界

舞台はいくつかの国が点在する大陸といくつかの島国が存在する世界。

アリーナの下の名前がロシアっぽい名前だったりするところから、現在の東ヨーロッパあたりをモチーフにしているような感じがしますね。(確証はありませんが)

時代は特に言及がなかったものの、拳銃があって蒸気機関があって、電気がないところから19世紀初頭くらいのイギリスをモチーフにしているようです。

 

で、そんな世界でもっとも力のあると思われる国がラヴカ。

影溜まりを隔てて東と西に分断されていて、両者は対立関係にあります。

東ラヴカは国王がいて比較的豊かな国のよう。

グリーシャの住む王宮もこの東ラヴカにあります。

一方、西ラヴカは街にあったポスターとかナチスのそれを彷彿とさせるデザインだったり、シーズン1を観る限りは軍人国家みたいになっているようです。(詳細は不明)

そんな西ラヴカには大規模な商業都市ケテルダムがあり、カズが店を構えるのもその都市です。

 

ラヴカの北に位置するのがフョーダ。

詳細は不明ですがラヴカと敵対する関係にあることだけは明らかになっています。

 

と、ざっとシーズン1の時点で明らかになったのはこれくらいでしょうか。

主なストーリー

1. アリーナとキリガン将軍の(影溜まりをめぐる)対決

 この作品のひとまずメインとなっているストーリー。

影溜まりを利用して勢力を伸ばすキリガンとアリーナが対決していく話はシーズン2でもメインになってくると思われます。

 

2. カズを中心としたストーリー

窃盗団である彼らを中心とした話。

シーズン1では”太陽の召喚者”であるアリーナの誘拐を企て、1のストーリーに絡んでいきました。

1の補助的な内容のようで今後もアリーナとかと再会して、ストーリーに絡んでくるかと思います。

キャラクターがそれぞれ個性的で面白いし、強盗のハラハラする展開は大好きなので個人的に今後も楽しみなストーリーです。

 

3. ニーナを中心としたストーリー

ラヴカと敵対する国、フョーダのドゥルスケラに拐われたグリーシャ、ニーナを中心としたストーリー。

ラヴカの外の世界を紹介するためのストーリーなのかと思ってましたが、彼らはケテルダムに戻ってしまうのでそう言う訳でもなさそう。

最終話の感じだとカズ達のストーリーと関わってきそうで、このストーリーは2の方に集約されるのかなと思います。

確信はありませんが。

ネタバレ感想

非常にとっかかりやすい世界観

こういう大作のファンタジードラマって決まって複雑な世界観とたくさんの登場人物で難しさがあるんですが、この作品は分かりやすく世界を紹介してくれてて観やすさがありましたね。

登場人物も今のところ少ないのも良いです。

 

とはいえ、1話目だけはちょっと混乱しましたね。。

皆さんも気づいてるかと思いますが1話目のアリーナ達の話とカズ側の話は時系列が違っています。

それが最初はあたかも同じ時系列のように描かれていたのが混乱させられましたね。

カズの話の冒頭に”2日前”とか字幕を入れてくれたらよかったのにって思いました。

作風について

衣装やデザイン面はとてもよくできてるなって印象。

広範囲に複雑な刺繍(少なくとも素人目線では簡単ではなさそう、、)が施されたケフタとか、カズが持ってるスティックとか、凝ったデザインが随所にみられました。

デザイン面は間違いなく見所の1つだろうなって思いますね。

 

続いては映像面について。

映像のダイナミックさは「ゲースロ」と比較するとどうしても劣るとはいえ、個人的には十分な迫力だったかなって思います。

別次元な完成度の「ゲースロ」と比較するのも間違いな気もしますし、かなりその完成度に近い迫力はありました。

同じNetflixで人気のファンタジー作品「ウィッチャー」より、断然リアルさがあるなって感じがしましたね。

 

中でも個人的によくできてるなって思ったのがアリーナが使う”光”の魔法とキリガンが使う”闇”の魔法の表現ですね。

同じ”光”の魔法でも敵に対して使うときの輝きと、マルと共に暖をとる時に使ったときの輝きに微妙に変化があって、後者はとても温かみのある色で、まるで彼女の感情が輝きに現れてるような輝きでした。

そういう細かいところの演出が見事だなって思いましたね。

”闇”の魔法についても、あれっていわば黒い物体なので表現が難しそうなんですけど、その威力とか恐ろしさがしっかりと伝わってきてて、よく表現できてるなって印象です。

ストーリーについて

ストーリーについては予想はしていましたけどまだまだ序章って感じがしました。

4話目までは作品の世界を紹介するような内容になっていて、5話目から物語が本格的に始まってあっという間にシーズン1が終わったような印象でした。

なので、まだストーリーがどうとか言うのは早いかな。

ただ、期待は十分あります。

そう感じたのが5話目。

バラバラになっていたアリーナ、マル、カズ一行が小宮殿に集結して繰り広げられた、どう転ぶか分からない緊迫した展開はとても見応えありました。

あと散々、緊張感を高めて最後はカズ達が脱出に使う馬車にアリーナが都合よく隠れるというコメディのようなオチで終わったのも良かったですね。

そういう変わり技が出来るんやって感心しました。

シーズン2に向け

カズ達の助けもあって引き分けのような形で終わったアリーナとアレクサンダーの対決。

アリーナはマルと共に身を隠すことにして、ガス達はケテルダムへと戻ろうとするが手ぶらで依頼人には顔向けできないと何やら策を講じるよう。。

そんなガス達が乗る船にはニーナの姿が、、

と言う感じで終わったシーズン1。

いや〜、もうシーズン2を明日にでも観たいくらい待ちきれませんよ。

Netflixさんお願いします!(笑)

 

シーズン2に関する情報が出たらこの記事かツイッターにてシェアしますので、お楽しみに♪

 

追記2021/6/11

シーズン2の制作が正式に決定!

観られるのはいつになるんでしょうか?

楽しみです♪

 

 <スポンサーリンク>

 

用語集

・グリーシャ

魔法(彼らは”微小科学”と呼んでる)を操ることが出来る人たち。

能力は生まれながらに決まっていて、能力の内容にはポピュラーなものとそうでないものがある。

 

・ケフタ

グリーシャが身につける衣装。

防弾仕様のようです。

おしゃれで身も守れるって便利な衣服ですね(笑)

 

・ヴォルクラ

影溜まりにいる怪物。

 

・ドュルスケラ

グリーシャを敵視し、ラヴカで彼らを攫っては殺しをするフョーダの集団のこと。

最後に

ここまで読んで頂きありがとうございました!

もし、この記事を気に入ったらぜひシェアお願いします。

では、また別の記事でお会いしましょう♪