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Netflixドラマ大好きブロガーのぱーぷるです。
この記事では2025年6月に配信されたNetflixシリーズ「ウォーターフロント(The Waterfront)」シーズン1を観た感想をネタバレありでやっていきたいと思います。
まだ観ていない方はネタバレにご注意を!
"Waterfront"とは英語で海や湖など水辺に面した居住地ないし娯楽施設などのある地域のことを指すそうです。
そのタイトルの通り、海岸沿いで事業を展開するとある一家を中心に描かれるクライムドラマは特にプロモーションもなく突然、配信された感じでしたが、メリッサ・ブノワが出ているということで思わず観てしまいました(笑)
と、前置きはこの辺にして早速いきましょう!
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主な登場人物
バックリー家
ハーラン
Cast: Holt McCallary
一家の主。
心臓が悪く、ペースメーカーをつけている。
彼のキャラクターは色んな意味で面白さがありました。
すごい真面目で強気な発言を連発するけど、あっさりしっぺ返しを喰らって、そこから何事もなくまた強気な発言をして、しっぺ返しを喰らって…の繰り返しが滑稽でコメディキャラでは全然ないと思いますが、一番笑ってしまいましたね(笑)
ケイン
Cast: Jake Weary
ハーランの息子。
ペイトンの夫で1人の娘サヴァナが居る。
彼を演じる方はホラー映画「イット・フォローズ」などで知られる方。
ちなみにペイトンはドラマ「ザ・ルーキー」やヴァンパイア・ダイアリーズのスピンオフシリーズ「オリジナルズ」などに出演するダニエル・キャンベルが演じています。
個人的にはペイトン役の人は初見だったんですけど、結構キャリアのある人でびっくり。
出番が少なかったし、調べてて驚きが大きかったですね。
シーズン2以降は出番が増えてくるのでしょうか。
ブリー
Cast: Melissa Benoist
ハーランの娘で息子ディラーの母。
お酒に溺れていた過去があり、その過程で夫とは離婚して息子ディラーの親権も奪われた。
彼女を演じるのはDCドラマ「スーパーガール」や「Glee」などで知られるメリッサ・ブノワ。
久々にお目にかかりましたが、相変わらずお美しいですね。
彼女の元夫があまりに釣り合わなく見えてしまいます(笑)
スーパーガールの時とは真逆の廃れたキャラクターを演じてるのが新鮮でしたし、その中でもわずかに終盤のあったファイトシーンでは彼女らしい力強さも垣間見えました。
7話目のラストの肘打ちとか、あまりに手慣れてた動きでしたからね(笑)
ベル
Cast: Maria Bello
ハーランの嫁。
ショーン
Cast: Rafael L.Silva
突如、バックリー家のバーに働きにきた男。
ハーランの別の女との間に生まれた子だと明らかになる。
その他
ジェナ
Cast: Humberly González
ケインの元カノ。
父親の介抱で久しぶりに街に戻ってくる。
彼女を演じるのはNetflixドラマ「ジニー&ジョージア」のソフィーなどを演じる方。
その作品では学生を演じて、こっちでは夫の居る役柄を演じてて、こんなに短い期間で年齢的に振り幅のある役をするのも珍しい気がしますね。
クライド保安官
Cast: Michael Gaston
町の保安官。
裏でグレイディの麻薬供給を取り仕切っていたがハーランとソリが合わずに殺される。
彼を演じるのはドラマ「メンタリスト」など数々の刑事ドラマ系に出演する方。
海外ドラマ好きなら彼の顔を見たことない人はいないでしょう。
マーカス
Cast: Gerardo Celasco
DEA捜査官。
潜入捜査の際に麻薬に溺れて、捜査官を離れていた時期がある。
グレイディ
Cast: Topher Grace
ケインとベルが密かに始めた麻薬取引の元締め。
彼はこのシーズン1の面白さを支えていた気がしますね。
居なくなるのは非常に残念だし、シーズン2以降彼が居なくて大丈夫なのかと不安になりますね。
エメット・パーカー
Cast: Terry Serpico
ハーランの父親を殺した一家の男。
麻薬取引をハーラン家に持ちかける。
ストーリー振り返り(あらすじ)
source: Netflix.com
とある港町で幅を効かせるバックリー家。
その一家の財政状況は厳しく、ケインとその母親ベルはハーランに黙って麻薬事業に手を出していた。
ある日、取引中に仲間の裏切りによって手下が殺され、取引で使われたバックリー家所有の船が座礁し、ケインは証拠隠滅に奔走する。
事情を知らされた父親のハーランは激怒するも、裏事業が上手くいくように協力することに。
裏切りの犯人と、麻薬取引を裏で仕切る人物が町の保安官クライドであることを突き止め、事態は一旦、解決する。
しかし、ハーランはクライドの上に麻薬を供給する元締めがいることを知り、その人物との交渉を要望するもクライドと言い争いになり、彼を殺してしまう。
DEA捜査官のマーカスはバックリー家のブリーと協力してバックリー家の麻薬取引関与を暴こうと動く。
初めは自身のお酒の問題による家族との疎外感からマーカスに協力していたブリーだったが、ケインから事情を聞かされ理解を深めると、マーカスに麻薬過剰摂取させて殺してしまう。
元締めグレイディとの面会が実現。
彼との直接の取引がスタートするが、自由奔放なグレイディのやり方にハーランは不満を溜めていき、次第に2人の仲にヒビが入っていく。
さらに、ベルとケインがハーランに内緒で進めていた土地開発の案件も裏切りによって危機的状況になり、財政の回復は一刻を争う事態になる。
そこでケインは祖父の代に取引のあったパーカー家と手を結ぶことを決める。
そのことを知ったグレイディはブリーを拉致して船上でハーランとの最後の交渉に挑み、その場で撃ち合いになって、最終的にケインの手によって殺される。
ネタバレ感想
絵になる映像美
source: Netflix.com
ノースカロライナのとある港町を舞台に描かれるこのシリーズ。
ノースカロライナ州というとアメリカの東海岸側にある州で、位置としてはニューヨークなどがあるあたりから少し南に降りていったところ。
もはや海外ドラマあるあると言ってもいい、小さな町には幅を利かせいてる一家が必ず居るという設定に今回も習っているものの、その一家が主人公として描かれるのは特徴的。
いつも、そういう人たちは悪役チックに描かれることが多いですからね。
そんなこのシリーズで個人的に気に入ったのが映像美です。
壮大なカメラワークとかCGとか分かりやすい凄さではなくて、人と周りの景色の割合と言ったらいいのか、カメラの距離感が個人的に良いなと感じて、作品の中身とは裏腹にとても綺麗な絵になっているなという印象を受けました。
画角が映画と同じ21:9なのも、そう言った絵作りを意識してのチョイスなのかなって思ったり。
私は普段、ウルトラワイドモニター(画角が21:9の外部モニター)でドラマを観ているのですが、そうすると黒帯無しの画面いっぱいで楽しむことができるので、余計に映像の良さが際立つんですよね。
最近はストレンジャーシングスとかもしかり、従来の16:9じゃない海外ドラマが増えてきて、21:9のモニターで迫力ある映像を楽しめる機会が多くなっているので、PCでNetflixを観ている方は意外とおすすめです。
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話が逸れました。
そんな映像で1番、印象的だったのは5話目、ブリーがケインからバックリー家の財政難を聞かされて自分の過ちに絶望して涙するシーン。
日暮、桟橋の先でメリッサ・ブノワ演じるブリーが1人で佇むシーンはあまりに美しかったし、ブリーの心情に対して共感が増幅された気がしましたね。
皆さんのお気に入りのワンシーンはありましたか?
オザークへようこそのような世界観
source: Netflix.com
このシリーズは麻薬取引を題材として、その世界観はNetflixの代表作の1つ「オザークへようこそ」を彷彿とさせるものがありました。
いたって真面目な顔でとても突拍子のない事をする感じとか、グレイディのような不気味かつ怪奇な怖さがあるキャラクターとか、コメディからは程遠いけど、シリアスでもない絶妙なラインとか、それっぽさを感じるポイントがたくさんありました。
グレイディ以外の人が殺されるシーンの唐突さとかも、らしさを感じました。
そのクオリティは到底、及ばないですけど久々にあのシリーズのような世界観を味わえたのは個人的に嬉しかったですね。
ちなみに制作陣や脚本にオザークに関わった人は居なさそうで、たまたま似た世界観になったって感じっぽいです。
まあ、麻薬取引を裏稼業で行うっていう題材を選んでいる時点で少なからず似るところはあるんでしょう。
オザークに限らず、他の作品でもある程度、同じことが言えるかなという気はします。
シーズン2に向けて
source: Netflix.com
・パーカー家との取引再開
グレイディとの取引を文字通り完全に断ち切ったハーラン達。
代わりにかつての取引相手パーカー家と手を結ぶことを選んで幕切れとなったこのシーズン。
シーズン2のメインはそんなパーカー家とのやりとりがメインになってきそうです。
ケインの祖父の代に確執があったこの関係が、どのような展開を見せるのか予想がつかないですね。
・ケインとペイトンとジェナの三角関係
父親の介護のため久しぶりに街に戻ってきたジェナによって、拗れたケインとペイトンの結婚生活。
最終的には仲直りした様子ですが、それは続くのか、ジェナはシーズン2も引き続き登場するのか、気になるところです。
あと、ケインは”まともな人間になりたい”という想いに葛藤するシーンが印象的で、グレイディを自らの手で殺したことに関してなどシーズン2で、そのような変化があるか楽しみです。
・ブリーとディラー
ディラーが元夫とその嫁ジョージナと共にノースカロライナ州を離れる話が浮上し困惑するブリー。
ディラー自身も望んでいない様子だが、どうなるか。
あと、ブリーはこれ以外に現状、目立った活躍の場がないので、シーズン2では新たな展開に関わってくる感じもあります。
メリッサ・ブノワはたくさん観たいので、ぜひ見応えあるシーンをたくさん用意して欲しいです。
そんなシーズン2の制作はまだ発表されていません。
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最後に
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では、また別の記事でお会いしましょう♪