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Netflixドラマ大好きブロガーのぱーぷるです。
この記事では2024年8月に配信されたNetflixドラマ「自由研究に向かない殺人(A Good Girl's Guide to Murder)」シーズン1のネタバレ感想をやっていきます。
イギリスの放送局BBC共同制作の小説原作ミステリーで、主演はあのNetflixドラマ「ウェンズデー」イングリッド役のエマ・マイヤーズ。
こういう作品紹介記事を書くの超久々です。
どうやって書いてたかを思い出しながら、この記事を作っていたのでミスとかがあるかもしれませんが、その辺は温かい目で見ていってください。
まだ、作品を観ていない方はネタバレにご注意を!
という訳で早速いきましょうか!
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主な登場人物
ピップ
Cast: Emma Myers
大学進学を目指す女子高生。
進学に向けての課題として、5年前の失踪事件を取り扱うことに。
演じるのは「ウェンズデー」でイングリッドを演じるエマ。
彼女はこの作品でイギリス訛りに挑戦。
時々、怪しい時もありつつも全体的には自然に話せてたように思いますね。(何様?笑)
ラヴィ
Cast: Zain Iqbal
サルの兄弟。
ピップが調査する事件に協力するようになる。
アンディ・ベル
Cast: India Lillie Davies
失踪した女性。
サル
Cast: Rahul Pattni
アンディの恋人。
アンディの真相後、命を落とす。
マックス
Cast: Henry Ashton
お金持ちの息子。
彼がピップの次なる捜査対象になる模様。
ベッカ
Cast: Carla Woodcock
アンディの姉妹。
ナオミ
Cast: Yasmin Al-Khudhairi
カーラの姉。
カーラ
Cast: Asha Banks
ピップの幼少期からの親友。
エリオット
Cast: Mathew Baynton
カーラとナオミの父親。
ジェス
ペップを2度助けた女性。
ダン・ダ・シルヴァ
警察。
轢き逃げ事件の犯人隠蔽を行った。
ジェイソン
アンディとベッカの父親。
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ストーリー振り返り(ネタバレ注意!)
source: Netflix.com
・アンディの親友達のアリバイ捜査
ピップはサルの無実を証明するため捜査を開始。
まず、目をつけたのがアンディが失踪した時刻のサルのアリバイ。
事件直前まで彼と遊んでいたマックスとナオミの証言を確認するとサルのアリバイは覆らないものの、内容に食い違いがあった。
カーラ達とキャンプに出かけたピップは、そこで捜査中止を指示する脅迫文を受け取る。
・アンディの裏の顔
アンディの友人を捜査するなかで、彼女がドラッグ販売をしていたことが明らかに。
ドラッグを供給する人物と話をするためピップは違法パーティー”カラミティ”会場へ。
そこでピップは彼女が取引用に使う携帯とドラッグの隠し場所を聞き出す。
ドラッグの隠し場所を調べるためにサルと共に家へ潜入し、ドラッグと販売相手のイニシャルリストを発見する。
そのリストが書かれた紙にはホテルのロゴが刻まれていた。
捜査が進展を続けるピップの携帯に脅迫文が届くようになる。
・謎の年上の男とは?
アンディにはサル以外に秘密の恋人がいたことを突き止めていたピップはホテルが密会の場所とにらみ、訪れることに。
紙の宿泊記録を盗み出しアンディ達と思われる記録を発見。
携帯番号を手にいれるが繋がらず捜査は行き詰まる。
そんな中でナオミからサルのアリバイ証言が虚偽であることを聞かされる。
警官のダンにも確認をとり、ナオミ達が起こした轢き逃げ事故は隠蔽工作がなされ、それをネタにサルに対して不利なアリバイ証言をするようにナオミ達が何者かに脅されていたことが明らかに。
・サル殺害事件の真相
サルが無実である証拠を掴んだピップへの脅迫はエスカレートし、彼女の愛犬が脅迫者によって殺される。
悲しみに暮れる彼女に繋がらなかった番号からの着信があり、その相手はナオミで彼女は父親のお古を借りたと言う。
ナオミとカーラの父親エリオットが謎の年上の男であると突き止めたピップは彼を尾行して、彼の古い家に行き着く。
そこでピップは監禁されていた女性からエリオットがサルを殺したことを聞かされる。
・脅迫者そしてアンディ失踪事件の真相
一件落着に思われたが、ピップは愛犬が殺された日のエリオットのアリバイがあり、脅迫者が他にいることに気が付く。
エリオットに話を聞くと彼はアンディを殺してはなく、アンディとベッカの父親ジェイソンが怪しいと言う。
ジェイソンが乗っていた車を捜査するピップは不法侵入で捕まりそうになるが、パーティーで出会った女性ジェスに助けられる。
そんな彼女からジェイソンのアリバイとベッカがマックスにクスリを盛られてレイプされていた事実を知る。
これまでの捜査とジェスの証言からベッカが犯人と推測し彼女へ話を聞きに行くと彼女は事の経緯を語る。
”アンディは謎の年上の男エリオットの元を訪れ口論になり、最中に後頭部を負傷する。
家に帰った彼女はベッカと口論に。
またアンディはベッカを置いてサルと共にDV父親ジェイソンから逃げることを知り困惑。
2人は揉み合いになり、致命傷を負っていたアンディはその中で命を落とす。
ベッカは遺体をカラミティの会場に隠蔽する。”
ネタバレ感想
source: Netflix.com
小説のような映像
小説原作のミステリーというと数多のシリーズがあります。
そのどれも安定した面白さがあると個人的には思っていて、これもその例外ではありませんでした。
とはいえ、このシリーズは他とはちょっと違うなと思うところがあって、1つ目は映像の見せ方。
完全に個人的な印象ですけど、特に序盤は詩的というか小説の文章で語られる奥深くて遠回しな表現をそのまま映像にしたような風に観えました。
そこで結構、引き込まれた感があります。
あと、イギリスの田舎町が舞台というと「このサイテーな世界の終わり」とかのインディーチックなテイストのイメージが強くて、それに引っ張られた部分もあるかもしれません。
2つ目は展開の作り方。
他のミステリー作品は序盤で一気に謎をみせて、その真相知りたさに続きを観させるという展開が多いです。
で、ものによっては伏線回収が上手くいかずに終盤にガッカリするみたいなことが起きると思います。(皆さんも一度は経験したことがあるはず)
でも、この作品は先に書いたストーリーの振り返りの通り、割と順当に1つずつ謎を追いかける構成になっていて、どっちかというと刑事ものに近い印象を受けました。
なので、変な期待感とか無くて安心して観られて個人的にはそれが気に入っています。
ドラマシリーズもある程度、飽和状態になってきて奇抜で予想を超える名作が生まれにくい状況になってきたこの頃で求められるのはこういう安定感のある”手堅い”作品なのかなって思います。
この作品、実はかなり登場人物が多くて纏めるの大変だと思うんですけど、それも難なく出来てるの素直に凄いなって思います。
とはいえ、気になる点が1つあってそれがエリオットがサルを殺した動機。
もし、アンディの遺体が見つかり捜査が進行すると疑いはエリオットに向くからそれを嫌って彼はサルを囮に殺したというのが経緯だとは思います。
ただ、最終話でエリオットは”ナオミを轢き逃げ事件から守る(?)ため”みたいなことを言っていて、その時は雰囲気に流されてそうなんやって納得してましたけど、今こうして振り返って感想を書いていると意味が分からないなって感じます。
轢き逃げの一件はアンディ殺害の際のサルのアリバイには関係してきますけど、アンディ失踪自体にはなんの関係も無いですよね。
轢き逃げのくだりは、あの時話題にしない方が自然だった気がしますね。
シーズン2に向けて
アンディの事件を無事に解決したピップは次なる捜査対象としてレイプ犯のマックスに目をつける。
と言った感じで終わったシーズン1。
シリーズとしてはこれで終わってもいいし、続きも作れる状態で終わった印象。
個人的にはシーズン2も是非、やって欲しいなと思います。
派手な面白さは無いけど、こういう安定した出来栄えの作品は一定の楽しみが確約されているので観やすいですからね。
あと、今シーズンは捜査にかなり重きを置いた展開になっていて、人にフォーカスしたストーリーがそこまで無かったのでピップとラヴィの関係などシーズン2でもっと掘り下げて言って欲しいです。
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最後に
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