↺: 2021/12/25
Hi !!
Netflixドラマ大好きブロガーのぱーぷるです。
この記事では2021年11月から配信が開始したDisney+オリジナルドラマ「ホークアイ(Hawkeye)」のシーズン1を観た感想をネタバレありでやっていきます。
まだ観ていない方はネタバレにご注意を
私はMCU(マーベルシマティックユニバース)大好きですけど、ガチ勢と比べると全く知識では及ばないニワカです。
その辺を考慮して読んでもらえればと思います(笑)
と言う訳で早速いきましょうか。
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主な登場人物
クリント・バートン (ホークアイ)
Cast: Jeremy Renner
アベンジャーズで数少ない普通の人間ヒーロー。
引退生活を過ごしていた彼はテレビでローニンの姿をした人物を見かけて、その正体を追うことに。
クリスマスまであと5日。
彼ば間に合うんでしょうか?
彼を演じるのはお馴染みのジェレミー・レナー。
ケイト・ビショップ
Cast: Hailee Steinfeld
子供の頃に見たホークアイに憧れて弓や格闘の達人になった22歳。
MCUに新登場のキャラクターになりますね。
演じるのは私が大好きな役者/歌手の1人、ヘイリー・スタインフェルド。
彼女はAppleTV+の「ディキンソン」(ディキンソン役)に、Netflixの「アーケイン」(ヴァイの声)に、Disney+ではこれと各サービスから引っ張りだこですね。
ジャック
Cast: Tony Dalton
エレノアの婚約者。
フェンシングの達人だったり、闇オークションに参加していたり、何やら裏のありそうな人物です。
彼を演じる方は「ベター・コール・ソウル」に出てた人ですね。
エレノア・ビショップ
Cast: Vera Farmiga
ケイトの母親でビショップ警備という会社のオーナー。
彼女を演じるのは映画「マイレージ・マイライフ」や「死霊館」シリーズ、ドラマ「ベイツモーテル」など多数の作品出演のヴェラ・ファーミガ。
いや〜、観ていたとき彼女とは全く気が付きませんでした、、
なんか雰囲気、全然違いません?
アーマンド・ドュケイン
ジャックの叔父。
何者かに殺されてしまう。
ローラ
Cast: Linda Cardellini
クリントの妻。
彼女を演じるのってNetflixドラマ「デッド・トゥー・ミー」の人なんですね!
知らなかった、、
ちなみにクリントの子供達、ライラ、クーパー、ネイトもこれまでのMCU作品と同じキャストですね。
マヤ
Cast: Alaqua Cox
ジャージ・マフィアのリーダー。
3話目の冒頭、彼女の過去が描かれ、彼女が生まれつき耳が聞こえず、父親をローニンに殺されたことが明らかになる。
あれだけ尺を使って紹介された訳なので、キーパーソンになってくるんでしょうか。
カジ
Cast: Fra Fee
マヤの側近。
1話目に強盗として入った一味に彼がいたので、強盗に入ったのはジャージ・マフィアだったようですね。
各話のあらすじとネタバレ感想
1話: 憧れのヒーローには会うもんじゃない
・あらすじ
舞台はクリスマスムード一色のニューヨーク。
ホークアイに憧れ、アーチェリーの名手になったケイトは母親の出席するチャリティーイベントに参加。
そこでエレノアとおじのアーマンドが言い争いをしている所を目撃し、原因を知りたくなった彼女は口論の後アーマンドを尾行して、闇オークションの現場に遭遇する。
そこにはエレノアの婚約者の姿も。
そのオークションでアーマンドはローニンの剣をジャックと競って競り落とす。
すると闇オークション現場で爆発が発生し、窃盗団(?)が乱入し会場は混乱に陥る。
混乱の中、ジャックはローニンの刀を奪う。
ケイトは正体を隠すためローニンのスーツに身を纏い窃盗団と対峙し参加者を救出する。
その後、アーマンドの正体を怪しむケイトは脱出後に彼の家を訪れるが遺体となった彼を発見する。
ローニンのスーツ姿の人物をニュースで知ったクリントはその正体を明かすためケイトを見つけ出す。
・ネタバレ感想
つかみ完璧な1話目だったと思います。
コメディ寄りの見やすい世界観をしっかりこの1話で表現してると思いました。
クリントとケイトのちぐはぐコンビが今後、どんな活躍をしていくのか楽しみになる1話でしたね。
1話目の様子からするとこのシーズンのメインストーリーはアーマンドの死とジャックの正体についてになるのかな?
てっきり映画「ブラックウィドウ」のエレーナが絡んだストーリーになるのかと思ってましたけど今のところは音沙汰なしって感じ。
後半にそっちにシフトしていくのかな?
てか、クリントが”指パッチン”の間に活動していたヒーローの名前ってローニンって言うんですか。
当然の事実かのように話が進んでましたけど「エンドゲーム」の時に名前って出てきてましたっけ?
2話: かくれんぼ
・あらすじ
ケイトはアーマンド殺害の犯人としてジャックを疑う。
探りを入れる中で彼が剣技に長けていることを突き止めるなどいくつか不審な点を発見する。
一方でローニンのスーツを取り戻しにきたクリントはケイトを見つけ出す。
アパートで彼女を説得してスーツを取り戻したクリントだったがジャージマフィアが部屋に火を放ち、スーツは一般人に奪われる。
奪った人物を突き止めなんとかスーツを取り戻した彼はマフィアと話をつけるため自ら捕まる。
そんな彼をピンチと勘違いしたケイトは彼を救うためマフィアのアジトへ突入して、捕まってしまう。
・ネタバレ感想
あのギャング、ほんと面白い集団ですね(笑)
あそこまで脅威を感じない悪党集団は見たことがないかもしれません。
ジャックは今の所、すごい怪しいですけどあからさま過ぎて逆に犯人ではなさそう。
私の直感ですが。。
そう言えばケイトとクリントがタイムズスクウェアで言及したアントマンとカットニスのコスプレをした人たち。
あれ確かにって思いましたね。
一瞬のシーンでしたが、弓を持った女性のコスプレをしていたのはカットニス・エバディーンっていう映画「ハンガーゲーム」でジェニファー・ローレンスが演じたキャラクター。
彼女は弓の名手で競技中はケイトが着ているスーツに似た格好をしていて、ケイトの人物像にかなり近しいものがあります。
それについて”似てるのは分かってますよ”って言う製作者側のメッセージがあると思います。
映画の公開から5年以上経った作品のキャラクターのコスプレをした人があの場にいるのは不自然だし、ちょっと強引な入れ込み方なのでほぼ間違いないでしょう。
映画「エターナルズ」のイカロスの時といい、ああいうエンタメマニアに向けた細かいネタがマーベル作品はしっかりしてますよ、ほんと。
話が逸れましたが最後に登場したギャングのあのボス、誰でしょうね?
いや〜、気になります。
3話目: エコー
・あらすじ
ジャージ・マフィアに捕らえられた2人。
ローニンに父親を殺されたマフィアのリーダー、マヤによってローニンに関する情報を聞かれるがその途中で脱出して、派手なカーチェイスの末に追っ手を振り切る。
一息ついた2人はエレノアの自宅でジャックとカジについて調べることに。
家に忍び込んだ2人はジャックの情報が見られないことが分かり、調べている最中に家にいたジャックに見つかってしまう。
・ネタバレ感想
今回は比較的シンプルな中身でしたね。
ほとんどストーリーは進まずマフィアとのアクションシーンがメインに描かれた印象です。
そのメインに描かれたアクションシーン。
中々、見応えありましたね。
特にカーチェイスのシーン。
カメラワークが独特でケイト達の車に一緒に乗ってるような感覚にさせてくれました。
トリックアローもたくさん登場して、その演出も映画顔負けで迫力ありました。
そういえばトリックアローの中で鉄を溶かす”アシッドアロー”なるものがあって、シーンの中では信号機を落とすのに使ってましたけど、あれ何で敵の車に対して使わなかったのかが個人的に気になりましたね。
そんな所、突っ込むなって感じかもしれませんが、皆さんも思いませんでした?
そんな派手なアクションシーンの後、彼らはジャックについて調べようとして、その最中に本人に見つかってしまった2人。
またまた続きが気になる終わり方で、ムズムズしてしまいます(笑)
来週の配信が待ちきれません。
4話目: 私たち相棒でしょ?
・あらすじ
エレノアの自宅に潜入してジャックに見つかった2人。
ケイトがクリントのお手伝いをしてることを知ったエレノアは娘の身を危惧して関わらないように釘を刺す。
それを無視してケイトはクリントとのトリックアローの回収とジャージ・マフィアの盗んだアベンジャーの時計の奪還に協力。
時計の奪還のために部屋に潜入したケイトはマヤに見つかり戦闘に。
一方でクリントは謎の女性に襲われる。
戦闘は平行線に終わりクリントは襲ってきた相手をブラック・ウィドウと気づく。
また、クリントはエレノアの家を出る際にジャックが持っていたローニンの刀を盗む。
彼はカジについて調べ、カジがジャックが代表する会社の資金洗浄用の子会社に属することが判明する。
・ネタバレ感想
前話から一転して、ドラマらしい1話でしたね。
中でもピザナイトのシーンでクリントが自身がローニンであることを明かしたり、ナターシャとの思い出を語ったり、ケイトとの絆が深まった瞬間が印象的でした。
あのシーンでクリントが見せたコインフリップの特技(?)は絶対後半の大事な場面で登場しそう(笑)
で、そのしんみりしたピザナイトの後の時計奪還の時に、マヤと同タイミングに現れた謎の女性。
やっぱり出てきたかって感じですね。
皆さんは誰だか分かりましたか?(分からない人は映画「ブラックウィドウ」を見ましょう(笑))
ここに来てMCUらしいクロスオーバーがあり、テンション上がりました。
ピザナイトであれだけナターシャについて触れてたのはこのシーンの伏線だったんですかね。
最後に個人的にもう1つ気になるのが”ラーパーズ”との約束。
トリックアローの回収と引き換えに衣装の材料を用意することになったケイトはさらに自分たちのコスチュームの作成もお願いします。
どんなデザインになるのか楽しみですね(笑)
5話目: ローニン
・あらすじ
ブラックウィドウの乱入を受けてチーム解消したクリントとケイト。
クリントは単独でマヤとの問題解決のため話し合いの場を設ける。
その場にローニンの姿で現れたクリントは戦闘の末、マヤに正体を明かして彼女を説得しようとする。
しかし、説得は上手くいかずクリントは追い詰められて、ピンチになったところでケイトが現れて何とか難を逃れる。
一方で、クリントと別れたケイトの元にエレーナが現れる。
エレーナは自身がナターシャの妹であることとクリント暗殺の依頼を受けてきていることを明かす。
クリント暗殺の依頼をした人が気になったケイトは彼女に尋ねる。
すると依頼者がエレノアであることが判明し、エレーナから送られてきた写真には”キングピン”と呼ばれる人物の姿が。
・ネタバレ感想
※この感想には映画「ブラックウィドウ」について(軽めの)ネタバレを含みます。
エレーナに関する回想シーンから始まった5話目。
かなり展開が大きく動いた1話でしたね。
これを観る前には”一体、残り2話でどうまとめるんやろ?”って思ってましたが、この5話目で何とか完結までの流れは見えてきた感じがして個人的には一安心でした。
このエピソードの見どころはやっぱりエレーナ周りの出来事ですかね。
彼女は指パッチンによって消えた側の人間であることが明らかに。
ところで、あの5年の経過の見せ方は面白かったですね。
演出が「ワンダビジョン」を彷彿とさせる”何?別次元に飛んだのか?”と思わされるもので意外性があって好きでした。
5年が経ってナターシャの行方を追うエレーナは彼女が死に、その要因がクリントにあることを知って現在に至ることが「ブラックウィドウ」とこの5話目の冒頭を通じて明かされました。
ちなみにエレーナはケイトに対してナターシャが姉だと説明していますが、実際に血が繋がった姉妹ではありません。
血は繋がってないものの2人が姉妹のような存在であることは間違いありませんけど。
詳しくは映画の方を観てみてください(笑)
そして、このエピソードでは映画では観られなかったエレーナの姿がありましたね。
それは髪型。
映画ではずっと後ろでまとめてるような格好だったのが、今回ケイトに会いに行った際には髪を下ろしてしました。
あれ雰囲気がガラッと変わってて良かったです。
人間味のある感じがあって彼女の新たな一面が見れた気がします。
さあ、そんなエレーナづくしだった5話目には他にも気になる出来事がたくさんありました。
まずマヤの父親の死に関する新事実。
ローニンに父親の暗殺を依頼したのはなんとマヤのボスであることが明らかに。
これってもしかして、マヤの父親は実はいい奴だったってことなのでしょうか?
そしてずっと怪しかったジャックはあっさりと警察に捕まりました。
でも彼は結局、黒幕ではなさそう。
やっぱりって感じ(笑)
前の感想で予想した通りでした。
最後にラーニーズに依頼していた2人用のスーツが完成したようです。
どんだけ仕事早いねんって突っ込みたくなりますが、それ以上にどんなデザイナのか気になりますね。
きっと最終話に登場するでしょうから楽しみにしておきます。
6話目: クリスマスがやってきた?
・あらすじ
マヤのいる組織のボス、キングピンの正体とエレノアが彼に力を貸していることを知って衝撃を受けるケイト。
エレーナから送られてきた動画でエレノアがギャングから抜けようとしていることを知った2人は彼女の救出のためイベントへ潜入する。
そこでエレノアを狙うジャージマフィアと戦闘になり、さらにはクリントの命を狙うエレーナも加わりイベント会場は大混乱に。
敵と戦いながらエレノアの行方を探すケイトは、彼女を連れ去ろうとするキングピンと遭遇。
激しい戦闘の末、ケイトはキングピンに致命傷を与えて倒す。
クリントはエレーナと戦闘となり追い詰められるが、ナターシャと彼との絆に気づいたエレーナはその手を止める。
戦闘を無事にくぐり抜けたケイトはエレノアを警察へ引き渡す。
一方、父親を殺したのが自身のギャングの上層部であることを知ったマヤは復讐のためく苦渋の選択でカジを殺す。
さらに彼女はケイトとの戦闘で重症になったキングピンにとどめを刺す。
無事に問題を片付けクリスマスを迎えた2人はクリントの家族が待つ家へ。
・ネタバレ感想
待望の最終話。
何から語っていけばいいのか分からないくらい、いろんなことがありましたね。
とはいえ中でも個人的に一番の驚きはキングピンの正体。
まさかのフィスクですよ!
知らない方のために彼のことを説明すると彼はNetflixドラマ「デアデビル」に登場するメインキャラクターの1人で、作品の舞台となるヘルズキッチンを牛耳るギャングのボスです。
MCU外でありライバルのNetflix作品のキャラクターがマーベルスタジオのこの作品に登場してきて、かなり衝撃でした。。
ただ、観終わってから色々と考察していくと、あのフィスクは単に名前と役者が同じというだけで「デアデビル」とのストーリー的な繋がりは全くなさそうです。
マーベルファンに対するサプライズゲスト的な感じなのかなって思います。
それにしてもあれは全く予想もしてなくて驚きでしたよ。。
フィスクの話はこんなところにして、他のところについても話していきましょう。
ストーリーはやっぱり全6話しかないというのもあってちょっと雑さを感じましたが、個々の展開は見どころ満載でした。(トラックもろとも小ちゃくなってフクロウに連れ去られたマフィアの手下とか)
なかでも印象的だったシーン1つ目はケイトとエレーナとの戦闘(?)シーン。
一応、敵同士のはずなのに全然そんな風に見えないコミカルなやりとりはクセになります(笑)
今後のMCU作品でも2人のやりとりは是非とも観たいところ。
続いてはジャック。
エレノアに嵌められて捕まっていたけどすぐに釈放されて、イベントに参加する彼はなぜか刀を持参。
普通に考えたら意味の分からない行動なんですけど、なんか彼がそれをするとあんまり違和感ないのが面白かったですね。
彼は今後のMCU作品にも刀を持って登場するのかな?(笑)
最後は”あの”コインフリップ。
やっぱり大事なところで出てきました(笑)
フィスクとの戦闘で矢を全部折られて武器を失ったケイトがコインフリップで地面に散らばる”特上の危険”を起動させて彼に致命傷を与えるシーンですね。
しかも、よくみたら投げたコインはフィスクのスーツのカフスなんですよね。(多分、、)
「デアデビル」でのフィスクはたくさんカフスのコレクションを持ってて、それらをつけるシーンが印象的だったりします。
そのことを理解してのあのシーンかと思うと、マーベル側のサービス精神には感服ですね。
細かいところまでのこだわりがほんとすごいです。
と言った感じでハッピーエンドで終わった6話目。
全体を通してコメディ要素が強めでありながら後半はしっかりメインキャラクターにフォーカスしたヒューマンドラマ要素もあって見応えは十分だと感じました。
が、ストーリーについては完璧とは言えない印象でしたかね。
この作品で描きたかったであろう内容(ケイト・ビショップの人となり、マヤやギャングについて、エレーナについて、事件の真相キングピンとエレーナについて)を全部やるには6話は少ないですよ。
少なくともあと2話くらいはあったらもっといい描き方が出来たのかなとか思いますね。
とはいえ、個人的には十分に楽しめて満足でした。
今後のMCUでのクリントやケイト、エレーナの活躍が楽しみです。
最後に
ここまで読んで頂きありがとうございました!
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