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【ネタバレ感想&考察】「アティエ」シーズン3|家族に求めるもの【Netflixドラマ】

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Hi !!

Netflixドラマ大好きブロガーのぱーぷるです。

 

この記事では2021年6月に配信されたNetflixドラマ「アティエ(The Gift)」のシーズン3を観た感想をネタバレありでやっていきます。

 

まだ、観ていない方はネタバレにご注意を!

 

感想だけでなく、シーズン3のストーリーについても私なりにまとめて解説していこうと思いますので、そちらも合わせてチェックいただければと思います。

 

あと、この記事は私のシーズン2のネタバレ感想を読んでいただいたことを前提に書いています。

なので、まだ読んでないと言う方は先にシーズン2のネタバレ感想を読んで頂くことをおすすめします。

▶︎「アティエ」シーズン2のネタバレ感想|もう1つの現実【Netflixドラマ】

 

では、早速いきましょうか。

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シーズン3からの登場人物

アデン

アティエの娘。

全く話すことができない(話さない?)のに表情だけで色んなことが汲み取れるあの演技力は素晴らしいですね。

ウムット

雑貨屋の店主。

代々、遺跡の秘密を守ってきた”守護者”の子孫でエルハン達に協力する。

最終話に彼女がメレックの妹であることが明らかになります。

ネタバレ感想

家族との絆

シーズン2のラストにオザンによってアティエの娘が連れ去られてから8年後が描かれたこのシーズン。

細かい出来事は後ほどまとめますが、大まかな流れはアデンを巡り強大な陰謀に巻き込まれていったアティエ達が、最後は家族の絆で世界崩壊を阻止して3人幸せに暮らしましたとさって感じですかね。

謎だらけで終わったシーズン2から一転して、このシーズンは分かりやすい内容だったと思います。

シーズン1の面白さが戻ってきた感じ。

 

アデンを利用して世界を崩壊させようとする”組織”の陰謀をアティエ達が突き止めるミステリー要素は目が離せない内容になっていて良かったのはもちろんのこと、それに加えて今回はヒューマンドラマの要素が見応えありましたね。

 

アティエとその家族、メレックとオザン、メレックとウムットとその一族。

それぞれの登場人物がそれぞれの家族に求め、求めたものが対照的に描かれてて、それがメインストーリーをより奥深いものにしてるなって感じました。

 

特にオザンの立ち位置は観ていて胸を打たれましたましたよ。。

アデンを8年間育てる中で信頼関係が生まれて、なんとか彼女に危害が及ばないように悪戦苦闘とするが、エルハン達には拒絶されて孤立。

で、終盤にようやくアティエ達に認められきたと思ったら実の母親に屋上から突き落とされて命を落とすって、もう悲しすぎますよ、、

作品を通してオザンって不器用ながら純粋な心を持ったキャラクターで、ドラマではそんな個性を”組織”にうまく利用し続けられて不幸な人生になってしまってますが、普通の世界なら幸せな人生を歩めたんだろうなとか考えてると、すごい同情してしまいましたね。

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シーズン3で分かったこと|ネタバレ考察

”もう1つの現実”の実態

シーズン2でアティエが迷い込んだ世界”もう1つの現実”はこのシーズン3では”上の世界”と表現されていることから、そこは天国のような場所なのかなって思います。

そうならその世界でアティエを除いて誰も子供が産めないということも理解できますよね。

”もう1つの現実”を通して変わったこと

シーズン3を観るに”もう1つの現実”を通して現実世界のタイムラインがどうやら変化したみたいです。

まず大きな変化は死んでいたはずのジャンスが生き返っているってこと。

シーズン1ではオザンによって致命傷を負って見殺しにされていましたが、オザンが見捨てた後、セルダルが助けに来たことで一命を取り留めるという筋書きに変わっています。(このことは2話目で明らかに)

ジャンスが生き返ったことに付随して、ずっと”組織”に加担していたセルダルが改心していることも変化の1つですね。

 

あとは何年も前に亡くなっていたメレックが生き返っているってことも大きな変化です。

 

どういう仕組みなのかは分からず終いですが、私のシーズン2のネタバレ感想記事によると、セルダルはアティエに対して”この世界は失った互いの大切な存在(セルダルにとってはメレック、アティエにとってはジャンス)を復活させるためのものだったんだ”的なことを言っていたらしく、ジャンスとメレックの復活は”もう1つの現実”を経て起こったことだってことは確かです。

 

あとこれはおまけですが、アティエの人格も大きく変化してますよね。

シーズン2のラストあたりから自身の能力と役目を理解したようで、このシーズン3ではこれまでのような戸惑う様子は無くて、悟りを開いたように落ち着き払っています。

そんな彼女に最初は気味悪さを感じました(笑)

”組織”の真の目的&最終話の解説

シーズン1から執拗にアティエを追っていた”組織”の今回の目的は世界の滅亡と再生(リサイクル)だったのだろうと考察します。

アベンジャーズのサノスと似たようなことではないでしょうかね。

 

その世界のリサイクルは”上の世界”と”下の世界”を知った者が特定の時間(星が一列に並ぶ日)に特定の場所(最終話にアデンが訪れた場所)を訪れることで起こります。

シーズン2でアティエは”上の世界”を訪れそこでアデンを産む。

これによりアデンとアティエは”上の世界”を知ります。

で、6話目にはアティエとアデンが訪れた木の下で、アデンは一度、息絶えて”下の世界”に一瞬だけ行きます。

その後、樹液によって生き返ります。

アデンが”上の世界”と”下の世界”を知ったことで6話目の最後に祭壇が現れて、全ての準備が整います。

 

そして迎えた最終話、メレックはアデンを連れて祭壇へ。

アデンは祭壇に登り、世界のリサイクルを始めます。

そこへアティエが追いつき、アデンを殺めることで止めようとするが、(予言ではそういう筋書きになるらしい)思いとどまりアデンの意思を尊重する。

そんな彼女の姿を見てか、アデンは自ら祭壇を離れて”リサイクル”を中止し世界は救われて、”組織”の陰謀は防がれました。


というのがシーズン3及び最終話までの流れです。

間違ってる部分もあるかもしれませんが、そこはご容赦ください、、


非常に分かりにくいストーリーだったので自分でも整理する意味でもまとめてみました。

参考になれば幸いです。

シーズン4はあるのか

”組織”のアデンを使った世界リサイクル計画を阻止したアティエ達は家族で幸せに暮らし始める。

めでたしめでたしな終わり方をしたシーズン3でこの作品はどうやら完結のようです。

公式な発表は見つけられなかったものの、複数の信頼できるサイトで完結するという事実が書かれていました。

まだ組織の存在がちゃんと明らかになってなかったり、次のシーズンがあってもおかしくないだけにちょっと残念です。

最後に

ここまで読んで頂きありがとうございました!

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では、また別の記事でお会いしましょう♪