↺: 2021/6/22
Hi !!
Netflixドラマ大好きブロガーのぱーぷるです。
この記事では2020年9月に配信されたNetflixドラマ「アティエ(Atiye)」シーズン2を観た感想をネタバレありでやっていきます。
まだ、観ていない方はネタバレにご注意を!
このドラマの作品紹介とシーズン1のネタバレ感想は以下の記事をチェック↓
▶︎「アティエ」の作品紹介と見どころ解説|トルコ産の本格ミステリー
▶︎悲しくも気になる続き。。Netflixオリジナルドラマ「アティエ (Atiye)」シーズン1のレビュー
シーズン3のネタバレ感想は以下の記事をどうぞ↓
▶︎【ネタバレ感想&考察】「アティエ」シーズン3|家族に求めるもの
という訳で早速いきましょうか。
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シーズン2からの新キャラ
メレック
セルダルの妻。
精神科病棟の院長を務める。
エリフ
エルハンの妹。
シーズン1ではジャンスとして登場したが”もう1つの現実”ではエリフと言う名前で生きている。
役者さんはジャンスの時と同じです。
ストーリーの振り返り
洞窟を出たアティエは自分の家へ戻ると、そこにはジャンスがいた。
しかし彼女はエリフと名乗り、アティエのことを認識していない。
他の知り合いの人間も同様にアティエの存在を覚えていない。
疑問に思った彼女は遺跡のあった場所を訪れるが、そこは更地となっていた。
それだけなく誰も出産が出来ない世界になっていた。
この世界が何なのかを明らかにしたい彼女は偶然にもエルハンの父ナズムと出会い、そこで自分が”もう1つの現実”にいることを知る。
その後は消えた遺跡の洞窟を探すため手がかりを追って、最終的に在り処を突き止める。
その過程でエルハンは忘れられた幼少期の記憶(洞窟でのアティエとの出会い)を思い出し、アティエは自身がエルハンとの子を身籠ったことを知り、彼女の祖母ズフレがハンナによって殺される。
一方、義兄弟でありながら恋仲にあったエリフとオザンはその事実を巡り言い争いになりオザンが行方をくらまして、そのまま遺体で発見される。
それに嘆き悲しむエリフだったが、そんな彼女をセルダルは誘拐。
彼女を人質にアティエから洞窟の在り処を吐かせる。
この時、エルハンがセルダルに撃たれ命を落とす。
在り処を知ったセルダルはアティエと共に洞窟へ向かうがその途中で彼の持病が悪化し、その影響で交通事故に遭う。
その後、セルダルは病院へ運ばれてその病床でハンナに殺される。
アティエは1人で洞窟へと向かい”1つ目の現実”にいるエルハンと再会するが、子供が産めない世界を救うため”もう1つの現実”に残る決断を伝えて彼のもとを去る。
”もう1つの現実”で無事に出産した彼女だったがその子供を何者かに拐われる。
シーズン1と2の世界の違いについて
ここではシーズン2の世界(この記事では”もう1つの現実”と表現しているもの)とシーズン1の世界(この記事で”1つ目の現実”と表現しているもの)の違いについて箇条書きにおさらいしておこうと思います。
良ければ参考にしてください。
・子供が生まれない
”もう1つの現実”ではなぜか妊娠はするけど子供が産めず、出産時に母娘共に命を落とすと言う現象が起きています。
・ムスタファとセラップが結婚していない
アティエの両親が”もう1つの現実”では結婚していません。
てか、アティエが来るまでは出会ってもいませんでした。
・アティエの存在がない
ムスタファとセラップが結婚していないため、当然の如くアティエの存在はありません。
・エリフとエルハンがセルダルの養子に
ムスタファとセラップが結婚していないためエリフはセルダルの養子になっていました。
なんて狭い世界なんやって思っちゃいますが、そこはドラマやからってことで(笑)
・ナズムとメレックが生きている
”1つ目の現実”では亡くなっているエルハンの父ナズムとオザンの母メレックが”もう1つの現実”では生きています。
ネタバレ感想|話は振り出しに
”もう1つの現実”にやってきたアティエは”1つ目の現実”で最後に訪れた洞窟を探します。
これは基本的にシーズン1と同じストーリー。
ですが、シーズン1と大きく違うのが彼女自身が何者かを理解していること。
それによって同じようなストーリーでも見え方が全然違うくて”なんや、シーズン1と同じやん。。”って印象にはならなくて、素直に楽しめました。
というかシーズン2からでも普通に楽しめそうなくらい、話は振り出しに戻りました。
とは言え、今回のシーズンはシーズン1ほど面白くは無かったかなって思いますね。。
そう思った1番の要因が話の軸が漠然とし始めたことです。
例えば、アティエが洞窟を目指す目的。
”1つめの現実”へ戻るためって推測は出来ますが、それを裏付ける会話などが無いし(見逃しただけかもしれませんが)、そもそもアティエが初めからそれほど戻りたそうにしていないのが引っかかります。
”どうして洞窟にそこまでこだわっているんや?”って思っちゃう訳です。
あとは”もう1つの現実”が一体、なんなのかという部分。
最初は命を失ったジャンスを生き返らせるためかと思ってましたが、後半にセルダルがアティエに対して”この世界は失った互いの大切な存在(セルダルにとってはメルック)を復活させるためのものだったんだ”的なことを言ってて、仮説は崩れ去ります。
この作品がどんな世界観で、どこへ向かっていくのかがはっきりとしないまま話だけが進んでいくのは少しストレスでした。
そうは言っても細かい展開はシーズン1と変わらず楽しめましたし、全体としてはまあ満足って感じかな。
今回、私が疑問に思ったことは次のシーズンで明らかになることを期待します。
最後に(シーズン3に向け)
エルハンとの子を出産したアティエ。
その直後、何者かにその子を拐われてしまう。
拐われた赤子は謎の男の手に渡り、その男がオザンだと明らかになって幕切れしたシーズン2。
あのオザンは恐らく”1つ目の現実”にいる方だと考えられますが、そうなると赤子がどうやって2つの現実を行き来したのかが問題になってきます。
さらに、シーズン1のラストから謎に包まれたままの”彼ら”の存在も全く明らかになっていません。
そのあたりが次のシーズンでは遂に明らかになるのかなと思われます。
シーズン2はちょっと期待通りとはいかなかった印象でしたが、シーズン3では挽回して欲しいところですね。
そんなシーズン3の制作は既に決定しています。
というか実はシーズン1が終わった時点でシーズン3までの制作は決まっていました。
配信時期などの情報が出ましたらこのブログかTwitterにてシェアしますのでお楽しみに♪
▶︎【ネタバレ感想&考察】「アティエ」シーズン3|家族に求めるもの
と言った感じで、ここまで読んで頂きありがとうございました!
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では、また別の記事でお会いしましょう♪